マツモト歯科医院

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〜例えばこんなケースも〜

どこかに良い歯医者さんはないかしら…。
ほんとうに歯科医院はたくさんありますからね。あなたに合った歯科医院が見つかるといいですね。

この医院はどんな歯科医院なんですか。この医院は何か特別なんですか?
どの医院もみんな特別なんですよ。みなさん、それぞれ個性的な治療をされています。うちも特別、ほかの医院もみんな特別です。

内容はどこも同じようなものだと思っていましたけど、そうじゃないんですか?
そうじゃないんですよ。試しに何軒か歯科医院を回ってみるといいですよ。随分違うのが分かると思いますよ。同じ歯でも、削るか削らないか、神経を取るか取らないか、歯を抜くか抜かないかなど、けっこう違います。

本当に、そんなに違うんですか?
それに、同じ削るといっても削り方が違いますし、同じ神経を取るといっても取り方が違います。歯を抜くといっても抜き方が違うのですよ。

ふーん。でも、任せるしかないんじゃないですか。
そうですね…そうかも知れませんね。でもよく知っていたら、あなたは自分で選ぶことができるかも知れませんよ。

それもそうですね…。
どの歯医者に聞いてみても、言葉では「自分はなるべく削らないようにしている。なるべく抜かないようにしている」と答えると思います。でもね、実際は基準そのものが大きく違う事を、皆さんには是非知っていて欲しいんです。みんなそれぞれ違う基準の中で「なるべく歯を削らない」「なるべく歯を抜かない」と言っているんです。

何かよくわかんないな。
じゃあ具体的な例でお話しましょうか。

こんな例はどうでしょうか。右上の前歯が腫れてズキズキ痛くなって来院されました。見るからに痛そうです。外から見ても鼻の下のほうが腫れているのが分かります。

レントゲンを撮るとこんな状態です。左の方のレントゲンがそうです。

これ見てもよくわかんないなあ。
歯のレントゲンは見方さえ分かれば、とても分かりやすいんですよ。

そうなんですか?
上の写真右側で黄色く色をつけたのが、膿(ウミ)がたまっている部分です。左右をよく見比べてみてください。

へーそうやって見るんだ。確かに左の写真では歯の根の先が丸く黒くなってますね。
もしこの患者さんを大学病院へ「どんな治療をしたらいいでしょうか」と紹介したら「歯を抜く」と答えるところが多いでしょうね。

「抜かずに何とかならないんですか」と尋ねたら、抜くかどうか迷うような状態ではありません。治療しても治らないし、もっと大きくなったら大変ですよと言われるでしょうね。そしてもっとひどくなった例などを見せられるかも知れません。
最近の流行からすると歯を抜いてインプラントを勧めるところも多いでしょうね。

でも、痛くて治らないと言われれば仕方ないですよね。
まったくそうだと思います。でも本当に治らないかどうかは治療してみないと分からないんですよ。
実際、別のところに行ったら「抜かずに治りますよ」と言われるかも知れません。

本当ですか?
本当ですよ。

では実際にはどうなったか、治療の経過をお見せします。


神経のところを消毒して、しっかりと薬を詰めます。上の写真で白くみえるのが詰めた薬です(左→右へ治療)。すぐには治るかどうかは分からないのですが、何年かするとはっきりしてきます。

下の写真が3年半経った状態です。腫れも痛みもなくすっかり治っています。                

下の、左(治療前)と右(治療後)を比べてみて下さい。赤い印をつけた歯が同じ歯です。かぶせものの部分は変わっていますが、根の先の黒いのが無くなっているのが分かると思います。
これが治った状態です。

何か最新の特別な治療でもしたんですか?
いいえ、使った薬もやり方も、もう30年以上前からやられているものです。ただ丁寧にやっただけです。

そんな古い治療法で治るんなら皆やってみればいいのに。
そうですね、私もそう思います。

なんでやらないんですか。
なんででしょうね。治ると教えられてこなかった、治るかも知れないと思ってチャレンジしてこなかった、治らない可能性があるから、採算が取れない、抜いた方がお金になるから、などですかね…。

治るかも知れないと思って治療にチャレンジしたところは治る例がだんだん出てきて、そのうち自信を持って治りますよと言うようになります。治らないと思って歯を抜いてインプラントをしてきたところは、自信を持って抜いてインプラントを勧めるようになるでしょうね。

やり方がずいぶん違いますね。
そうですね。でも結果がよければどちらでも良い治療を受けたと思うんじゃないでしょうかね。特に歯を抜いてインプラントをした場合など、最新の治療を受けたと感激するかも知れません。私は歯を抜かずに済むならそれの方がいいと思っていますけどね。

あなたはどうですか?

そう言えばさっき「流行」という言葉を使っていましたが、治療に流行なんてあるんですか?
それがあるんですね。
一時的にすごくはやりますけど、何年かするとあまりやられなくなってしまう治療がけっこうあります。進歩したからといえなくもありませんが、流行と言った方が近いですね。

そんなことがあるんですか。
そうです。最新の流行の治療をやってますというと何か最先端を走っているように見えて良さそうけどね。でも数年で消えてしまうような治療を、長くおつき合いする患者さんにあまり安易にやりたくありませんね。

それに、流行は作られているという面もありますからね。

へー…まさか医療でそんなことあるんですか。
開発した企業、それを研究した大学、その記事の特集を組む専門誌、それを売り物にするオピニオンリーダーたち、みんな流行は大歓迎です。

開発した企業は材料や機械が売れ、研究した大学の評価が上がり、それを特集した専門誌が良く売れます。そしてオピニオンリーダーたちはセミナーを開催します。

へー…。
こんな良いものが出来た、こんな良い点がある、と始まります。残念ながら、欠点についてはあまり触れられません。

でもたくさん試みられてきて、そのうち欠点が広く知れ渡ったり宣伝ほど効果がないと分かると、だんだん下火になります。中には本当に消えてしまう治療法もあります。

最近、マスコミで紹介されて皆さんも知っているような治療法でも、何年か経つと結局はやられなくなってしまう治療法があるかも知れませんね。

いろいろあるんですね。じゃあどうやって治療のやり方を決めるんですか?
そうですね…考え方としては、一つはこれからやる治療を患者さんが10年後、20年後に振り返った時、やって良かったと思うかどうか
それからもう一つは自分の家族ならどんな治療をするかと考えることですね。

具体的にどうするんですか?
最小限の治療からやるといいと思いますよ。それで良い結果が得られなければ次の段階、それで良い結果が得られなければ次の段階へと順番に進めば良いのです。

もっと具体的にはどういうことですか?
例えば、なるべく歯を削らない治療をやる。もっと削る治療は後からできます。
なるべく歯を抜かない治療を試みる。歯を抜く治療は後からできます。…ということですね。

それはもっともですね。
そして歯の寿命にかかわるような大事な治療は流行にまどわされず、確かなやり方を選ぶということです。

治療の後は観察を続け、その都度その都度、お互いが納得して対処していくのがよいと思います。

それが、結局は歯を一番長持ちさせる治療になると思います。

なんといっても歯さえちゃんと残っていれば、後から他の治療法を試みることができますからね。

迷ったら、歯を一番長持ちさせる方法を選ぶのが良いと思います。

歯科医院選びが本当に大切ですね。
本当にそうですね。

では、どんな点に気を付けて歯科医院を選んだらいいんですか?
そうですね、まずどんな治療が受けられるかが一番大切だと思いますよ。いったん治療を受けてしまうと元に戻りませんからね。
歯は、どの治療法を選ぶかが将来に一番影響します。
そして同じ治療が受けられるなら「上手な方がいい」とか「近い方がいい」とか「安い方がいい」とかになると思います。

ふーん…。じゃあ現実にどうやって歯科医院を選んだらいいんですか?
そうですね…具体的な例でないと比較しようがなんですよ。ほんとうは実際に何軒か受診してみて、あなたの場合はどんな治療になるか、考え方や治療の内容を詳しく聞いてみるのがいいんですけどね。
詳しく知れば知るほど信頼できるところがいいですよね。

それってけっこう勇気がいりますよね。
確かにそうです。

いきなり何かされたりしたら恐いのですが…。
そうですね。うちでは普段はいきなりは治療をしないようにしていますが、はじめに「診断と治療方針だけ聞きたい」と断って受けられた方がいいですよ。

それでも結構ハードルが高いですよ。
そりゃあそうですね。

じゃあ、マツモト歯科医院はどんな歯科医院なのですか?
そうですね…自分が受けたい治療、家族や大切な人に受けてもらいたいような治療をいつもイメージしています。

興味のある方は、小冊子などもありますので請求してみてください。歯科医院選びの参考になるかも知れませんよ。

みなさんそれぞれ価値観が違いますから、あなたは、あなたに合った歯科医院を見つけてみて下さい。


あなたの大切な歯の寿命が
少しでも長続きしますように


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